クラミジアにクラビットは効く!

クラミジアにクラビットは効く!

クラビットは、ニューキノロン系抗生物質のレボフロキサシン水和物を主成分とする広範囲経口抗菌薬です。
クラミジア感染症や淋病及びマイコプラズマ肺炎などの治療に用いられ、レボクインなどの安価なジェネリック医薬品が様々な製薬メーカーから市販されています。
クラビットは、DNAジャイレース阻害薬であり、DNAの切断と再結合を促進する異性化酵素のDNAトポイソメラーゼ2型と4型の作用を阻害します。
クラビットは、細菌のDNAトポイソメラーゼ2型であるDNAジャイレースを選択的に阻害する事から副作用が少ない治療薬とされています。
クラビットは、DNAジャイレースの働きを阻害する事により増殖に必要な複製を抑制します。
DNAジャイレースは複製された娘DNAの絡まりを解消する働きも担っている事からクラビットは細菌のDNA複製の前と後で相乗的に抗菌効果を発揮します。

クラビットは、クラミジア治療に必要な医薬成分濃度を長時間維持する事で効果を発揮する時間依存性の医薬品でありません。
医薬成分濃度を高める事で効果を発揮する濃度依存型の医薬品である事に加え、耐性菌の出現を抑制する目的から高用量の500mgを1日1回服用します。
クラビットは、選択的に細菌の異性化酵素と反応するので基本的には副作用が少なく安全性の高い抗生物質です。
500mgの高用量を服用する事から稀に頭痛や不眠症、手足の痙攣などの副作用を発症する事があります。
しかし、皮膚の弱い患者や長期服用の患者は日の光により皮膚に水ぶくれや発赤などの症状を引き起こす光線過敏症を発症する事もあります。
クラビットは、ペニシリン系やセフェム系抗生物質にアレルギー症状を発症する患者にも処方可能なほど安全性が高い抗生物質です。
アルミニウム及びマグネシウムを含む制酸剤やクマリン系抗凝固剤との併用は禁忌とされ、特に痙攣を発症するリスクが高いフェニル酢酸系及びプロピオン酸系非ステロイド消炎鎮痛剤との併用は厳禁とされています。

レボクインというジェネリックも流通

クラビット以外にもクラミジアに効果がある薬があります。
それがジェネリックで処方されるクラミジアに効果を期待出来るレボクインという薬です。
ジェネリック薬品であるレボクインは先に開発された先発薬品であるクラビットと同じ成分、同じ効き目がある薬です。
ですが開発費用がかからないのでよりクラビットよりも安価で販売されている薬なので、患者への薬の費用の負担を少なくすることが出来ます。

レボクインはニューキノロン系に属する抗菌薬であり、強い殺菌作用を持っていることで知られています。
クラミジアの他にも、咽頭炎や扁桃炎、肺炎や膀胱炎、尿道炎、淋病、皮膚や目、耳、鼻の感染症といった細菌に関係がある症状が見られるものに広範囲で使用されることがあります。

クラミジアの治療では第一選択薬が使用されることがほとんどです。
ですが、その薬で効果が得られなかったときやマクロライド系に対してアレルギーを持っている人などに選択されることが多く、それを使用することが出来ないと判断されることもあります。
そのようなときに、ニューキノロン系のものが選択されて使用されるといいます。
その影響か、より安価で同じ効果のあるレボクインが使用される頻度も最近では増えました。

レボクインを使用したときには副作用の症状が出る場合もあります。
副作用の主な症状には、胃痛や下痢などの胃腸症状、発疹かかゆみなどのアレルギー症状などが見られます。
それ以外にも頻度はないですが、目まいやしびれ、痙攣などの症状があらわれる可能性もあると言われています。
この副作用はクラビットにも見られるものですが人によって症状が出たり出なかったりするので医師と相談しながら服用しましょう。